こんばんは。
アザラシの中の人です。
10月最後なので、何か書こう思って色々考えてましたが、武豊騎手のコメントで非常に心に残っているコメントを見かける機会があったので、本日はそちらについて書いてみます
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全部勝つっていうのは難しいですね
「全部勝つっていうのは難しいですね」
宝塚記念でのキタサンブラックの敗因を聞かれての回答。
あれだけの騎手がこのセリフ。
どんな重賞でも必ず騎手のインタビューを見るようにしているのですが、自分にとって今年のインタビューの中でこの一言を超える重くて深いコメントはないんじゃないかと思ってます。
私自身はキタサンブラックのファンではないですが、あの負け方は衝撃的でした。
ファンの方も相当ショックだったでしょうが、何より武豊騎手が一番ショックだったのではないかと思います。
凱旋門賞も見据えていただけに、その悔しさは想像できません。
宝塚記念以来、元気がないな~と思っていましたが、
その宝塚記念を引きずってか今年の夏競馬は武豊騎手らしくない騎乗が多かった印象です。
そんな宝塚記念を経て先日の天皇賞秋の勝利。
同じような天気の悪さで、しかも出遅れ。
宝塚記念もスタートから行き脚つかずといった感じだったので、自分の中では宝塚記念のデジャブでしたが
インからスルスル上がってきて直線はいった時には先頭でそのままゴールまで。
勝利ジョッキーインタビューで出遅れからの展開についてコメントを求められた時に、
「それならそれでそういうレースをしようと思いました」
と言っているのを見て、何があっても勝つつもりで臨んだ一戦だったんだろうなと感じました。
あまり表情に出さない騎手なので掴みどころのない方だな~と思ってましたが、熱い一面とプロフェッショナルとしての一面が見えた素敵なレースでした。
先週の天皇賞を皮切りにいよいよ古馬G1も本格化。
有馬記念までの2か月間、全部勝つのは難しいと思いますが競馬を更に好きになれる何かに出会えるといいなと思ってます。
明日からはまた分析系の記事を書いていきます。
本日はここまで。
ご一読ありがとうございました。
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