重賞 騎手 馬柱 競馬の基本

G1は騎手が超重要!知っておくべき3つのポイント

こんにちは。
アザラシの中の人です。
 
 
先週のスプリンターズSを皮切りにいよいよG1シーズン突入といった雰囲気を漂ってきました。
 
応援のために現地で観戦したり遠征する方もいらっしゃると思いますが、
 
せっかくのG1なら馬券を当てたいですよね。
 
ただG1ってスターホースが集まるわけで強い馬だらけで予想が難しい…。
 
特に上位人気馬の取捨選択に毎回頭を抱える方も多いのではないかと思います。
 
そこで今回の記事はG1を「騎手」という予想ファクターを用いた予想方法を解説していきます。
 

騎手から予想する理由


 
私が騎手から予想する理由は「簡単な軸選びで的中を期待できるから
 
これにつきます。
 
次のパートでデータも交えて紹介しますが、G1の成績って騎手でかなり差があって買える騎手はごく少数
 
買えない騎手を避けるだけで自然と絞れてきます。
 
また平場のイメージで予想されている方は、「平場とG1は全く別物」と考えた方がよいと思います。
 
平場と同じイメージで予想していた私自身が2年間で散々痛い目を見てきましたので、実際の成績データと照らし合わせてみてもこの考え方は間違っていないと思います。

 
 

買える騎手

以下のテーブルは2016/1/1~2017/10/01に開催されたG1の騎手毎の成績になります。(※騎乗回数5回以上)
 
とりあえず複勝率が高い順に15人挙げてみました。
 
 

[table id=13 /]
 
この後のパートはこのデータを基に説明していきます。
 
 

デムーロ・ルメールの2強時代

有名な話ですし、私のブログでも前から何回もこの2人の記事を書いているので今さら感ありますが、いまG1は完全にこの2人の時代です。
 
詳細な解説は「【重賞攻略編】 重賞はデムルメ馬券でだいたいプラス~!?」に書いておりますが、上記のデータが示す通り勝率・複勝率の高さから軸には最適
 
紐系の馬券買うなら軸として十分に信頼足る数字で人気薄でも必ず抑えましょう
 
2人が2回に1回は馬券に絡むので、三連系の馬券で仮にこの2人を切ると一気に的中率下がります。
 
当たればかなりの高配当になると思いますが、この複勝率を考えると宝くじ感覚で狙うくらいの心持ちがちょうど良いとます。
 
 
そんなこと言っても毎回人気するから配当美味しくないじゃんって思うかもしれませんが、年間に数回だけ人気薄にのって美味しい馬券を演出していますので、そういったタイミングで積極的に狙うのもありかもしれません。
 
 
・デムーロ
2016年天皇賞秋 リアルスティール(7番人気2着)
 
ムーアが騎乗した1番人気のモーリスとの馬連は24.2倍、ワイドは9.0倍でした。
 
さすがにデムーロでも…という気持ちでリアルスティールを切って痛い目をみた思い出。
 
 
・ルメール
2016年エリザベス女王杯 シングウィズジョイ(12番人気2着)

デムーロが騎乗したクイーンズリング(3番人気)との馬連は137.1倍、ワイドは36.7倍でした。ちなみに複勝でも12.0倍と高配当。
 
ルメールの複勝率知っていれば、この馬券は買えたはずで美味しかったはずです。
 
ワイドの買い目汚いですが、実際私も天皇賞秋の経験を活かしてとりあえずデムーロとルメールは抑えとこう精神で買い目には入れてました。
 
 


 
オッズ:◎ー〇が5.2倍、◎ー✖が46.4倍でした。
 
上記はうまくいった例ですがどちらも終わってみれば、素直に上記の表で好成績を収めている騎手たちの組み合わせ馬券に絞って買えば的中できたレースだと思います。
 
年間のG1レース数考えてれば、この2レースで馬連・ワイドが取れただけもG1収支はかなり良かったと思います。
 
 
実は今回の記事の「G1は騎手から」という考えは上記の2レースで美味しい経験と痛い目をみた経験から生まれた考え方です。
 
 
G1の騎手予想の基本としては「デムーロ・ルメールは人気に関係なく買う」が前提になります。
 
これ絶対に覚えてください。
 

紐なら武豊・福永・浜中の3人

表から見てもらうとわかるかと思いますが、安定しているのはこの3人。
 
福永・浜中の両騎手はよくたたかられていますが、成績自体は良いですね
 
連対率は低めなので3着候補で買って、2着の馬券も抑えとしてというイメージを持ってもらうとよいと思います。
 
武豊騎手はお手馬のキタサンブラックでのレースに騎乗した場合、頭までありえますのでそこは臨機応変に。
 
松山騎手は?と思った方もいると思いますが、条件付きでの紐推奨になります。
 
この数字の内訳見ると皐月賞のアルアイン以外はミッキーアイル・ボンセルヴィーソの2頭で構成されています。
 
松山騎手は逃げ・先行が上手いため、紐に入れる条件はテンの速い馬に騎乗しており、前が残り傾向 or 単騎逃げ濃厚というの場合です。
 
アルアインでの皐月賞初制覇で勢いもありますし、これからもっと良い馬が回ってくる可能性もあるので注目したい騎手です。
 
 

一発を警戒したい川田・池添

川田騎手は安田記念のサトノアラジン1着や去年の秋華賞のパールコードでの2着など中穴気味の馬をちょこちょこ持ってきますね。
 
池添騎手は去年の天皇賞春で13番人気のカレンミロティックでの2着や今年の桜花賞で8人気レーヌミノルでの1着など大きな舞台で大穴開けており、個人的に一番日本人で勝負強いと思っている騎手。
 
大穴だけではなくシンハライトでのオークス1着やロードクエストのNHKマイル2着など大舞台で人気馬に乗っても堅実に持ってくるビビらないハートの強さも持ち合わせいます
 
池添騎手の場合は調教が良い馬がそのまま良い結果に繋がっているレースがいくつかあるので、人気薄でも調教良さそうであれば一発を警戒したいところ。
 
 

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買えない騎手

次に買えない騎手のお話です。

表に入っていない騎手

 
上記の表は15人あげましたが、それに入っていない騎手に関しては買わなくて良いと思ってます。
 
上記の表に入れていない騎手は、自分のお手馬を作ってG1まで押し上げない限りは馬券内に来る馬質で騎乗機会が回ってくることはなさそう。
 

戸崎騎手は買えない騎手代表

 
ファンの方には申し訳ないですが、これが今回の記事の裏テーマでありG1を予想する上で絶対に知っておいてほしい事
 
まず結論から
 
G1で戸崎騎手は即切り
 
です。
 
競馬歴の長い方は戸崎騎手のG1成績はご存知だと思いますが、ここ最近始めた方は平場で勝ちまくっているイメージの影響からか
G1でも信頼できると思っている方が多いはずです。
 
ただ上記の表(2ページ目)を見ていただいたらわかると思いますが平均人気に対して複勝率が低すぎて、とてもじゃないけど馬券は買えないレベル。
 
要するにそれなりに人気するけど、ほぼ馬券に来ない。
 
私は戸崎騎手が乗っている馬は即切りすると決めてます。
 
来たらどーすんの?って思われた方もいると思いますが、
1年半それなりの有力馬に乗ってこの成績なので、私は来たら事故と割り切ってます。
 
これを象徴するような光景が先週のスプリンターズSで2番人気だったメラグラーナ。
 
3戦3勝得意コースで今回は調教も抜群。何より重い馬場に苦しんで実力発揮できなかった馬が、やっと良馬場でG1の舞台を迎えられたので陣営も期待していたでしょうね。
 
 
上記のマイルールから買い目には入れておりませんでしたが、
流石にこれだけ条件揃っている馬なら馬券内に来てもおかしくないと思いました。
 
しかし終わってみれば結果は、やはりか…といったところ。
 
予想サイトなどでメラグラーナを軸にする理由に上記の有利な条件と戸崎騎手を挙げているのもいくつか見ましたが、おそらくそれは平場かG2からのイメージだったと思ってます。
 
また冷静に考えてみるとそもそも競馬予想するうえで、みんなと違う情報をどれだけ持っているかが美味しい馬券を取る近道になるわけで
上記に挙げたメラグラーナにとっての有利な条件というのは新聞やSNSなど周知の事実となっていたため、決して美味しい情報ではなかったはずです。
 
今回知っておくべきはメラグラーナの有利な情報よりも、戸崎騎手のG1成績という不利な情報だったと思います。
 
上記のデータを知っていれば2番人気の即切りが可能でしたし、騎手以外の条件は揃っていたので切らないにしても軸にはしないはず。
 
ここが冒頭で「平場とG1は全く別物」と考えた方が良いと申し上げた理由です。
 
このメラグラーナくらい条件揃っても馬券内に来れなかったという事実は、G1の予想をする上で騎手の重要性と共に戸崎騎手はG1で買えない一例を強く示したと思っています。
 
 
ここからは少し余談を。
 
今回の敗因についてレースが流れなかったことと後ろからになったことを挙げていたようですが、追込脚質とはいえ絶好のスタートからわざわざあの位置まで下げたのは戸崎騎手本人ですし、同じ位置からレースを進めたレッドファルクス、スノードラゴンが1,4着だったことを考えるとこの結果は騎手として技量の差では?と思ってしまいます。
 
私はメラグラーナは鞍上が別の騎手だったら勝ち負けしていてもおかしくなかったと思っています。
 
現にルージュバックやグランシルクなど戸崎騎手から乗り替りで勝つ馬が出てきている流れを考えると、この馬が7着だったのは馬の能力が劣っていたという事ではないです。
 
重賞でも成績を残しているトップジョッキーに乗り替われば絶対大きい舞台で勝負できるはずです。
 

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予想手法のご紹介

私が普段やってる予想を紹介します。簡単ですのでやってみてください。
 
準備するもの:競馬エイト
 
[su_box title="手順" style="glass" box_color="#f5b0c7" title_color="#f6f6f6" radius="2"]

①デムーロとルメールにチェック
②調教欄から調子が良い馬を確認
③調教師のコメントを読んで自信度を推測
④ガッチ率やデータ傾向の欄から該当馬を確認

[/su_box]

 
上記の内容を一通り確認したあと、紐・一発枠で挙げた騎手の馬を見てあとは当日のオッズや馬体重と相談という感じ。
 
前日に見た時点で調教が良い馬と調教師が強気のコメントしている部分は線引いてます。ネットやアプリでもいいけど、そのあたりが見落としがちになるので新聞でやってます。
 
ガッチ率などについては「競馬エイト使って予想しよう!」で紹介しておりますので、こちらも読んでみてください♪
 

まとめ

これまで紹介してきたポイントをまとめると3つになります。
[su_box title="騎手の選び方のポイント" style="glass" box_color="#5e9ef7"]

・デムーロ・ルメールは人気に関係なく買う
・相手は紐・一発枠の騎手から選定
・戸崎騎手は来ても紐まで。人気ならばっさり切る勇気を

[/su_box]
 

今回は買える騎手、買えない騎手という2つのパートに分けて書いていきましたが、G1という一見予想が難しく見えるレースも騎手という予想ファクターから考えるとシンプルに馬の取捨選択ができます。
 
予想のしやすさから騎手というファクターを用いて説明しましたが、騎手はあくまで一つの切り口なので「競馬の勝ち組が実践している4つの共通点」にも書いた通り、ひとつのファクターで全てを判断するのではなく、最終的には自分で得た知識を総合的に活用してレースの選定や買い目の絞り込み上手になりましょう!
 
 
今後もそういった予想に活用していただけるような記事を書いていきますのでブログに遊びに来ていただければ幸いです。
 
 
自分も含め読んでくださった方と2017年残り3カ月の怒涛のG1シーズンを的中ラッシュで楽しみたい!
 
 
長文となりましたが、本日はここまで。
ご一読ありがとうございました。
 
自分で予想したい方向けにnote始めました。
予想力を高めるをテーマに記事を書いていますのでこちらもご確認ください。

 

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