京都 競馬新聞 負けるということ

振り返るからこそ次に勝てる!

こんばんわ。
アザラシの中の人です。

皆様はレースの振り返りってやってますか?

競馬をやっていれば調子の良かった週、悪かった週あると思いますが
今日は予想をしていく上で私が重要だと思っている振り返りについて書いていきたいと思います。

振り返りの重要性

そもそもなぜ振り返りをするのか。
理由は「次に狙える馬を探すため」に尽きると考えています。

前走着順の良い馬は次回の出走時は基本的に人気します。

特に未勝利戦は1頭が人気を被り1倍台ということも珍しくありません。

馬柱と当日のオッズをパッと見た時に前走着順が良くて1倍台のオッズというのは、やはりインパクトがあるもの。

自分が買おうと思ったレースでそんな馬がいたら、否応なしに買わないといけないような感覚になった経験はあるのではないでしょうか。

そういった人気馬の取捨選択を考えるうえで大事になってくるのが、前走あるいは前々走の内容になります。

新聞や競馬サイトでの馬柱を見たらタイムなどが記載されていますので、どんな位置取りでレースをしたかの概要は把握できると思いますが、実際のレース当日の傾向やレース中の不利まで記載されているものはあまり見かけません。

記載があってもその不利の詳細まで書いているのはほぼ無いのではないでしょうか。こればかりは映像を見ながら振り返りを行っていないとわからないと思います。

よくある例えになりますが、ハイペースで前に行ったメンバーが軒並み大敗したレースで前で粘って2~3着の馬と逃げ・先行勢有利のレースで2~3着では同じ2~3着では重みが違うと思います。

個人的に振り返りの重要性を非常に考えさせられたレースがありますので、そのレースを例に説明していきます。

[2017年1月17日 京都8R]

この週の日曜日は大雪で東京・中京・京都の3場所開催でしたが大雪のため中京・京都がそれぞれ延期になりました。

京都は火曜日に開催されましたが、雪の影響もありダートは重馬場で拍車をかけるように内枠の逃げ・先行馬にかなり有利な傾向でした。

その前提を踏まえると勝ったクリノリトミシュルは前に行ったメンバーが圧倒的に有利な馬場の中で中団から差し切ったので、実際の1着という結果以上に実力差があったように感じました。

上のクラスに上がってからも好走を続けており、そのうち勝ち上がりそうな状況です。

ここで次走の扱いを考えるべきは2~3着のロイヤルパンプとコパノチャーリー。
面白いことにこの2頭が次走同じ京都のレースに出走しました。

[2017年2月5日 京都8R]

前走ハナ差3着に敗れたコパノチャリーが1着で勝ちあがり。

一方のロイヤルパンプは前走成績と鞍上がルメール騎手ということで単勝オッズ1.8倍という一本被りしていましたが9着に敗れました。

ちょうどこのレースをメルマガ(2017年4月に配信終了)で配信していたので当日の内容を添付します。

結果としては単複とマッシヴランナーとのワイドが的中しました。

メルマガの内容にも書いていますが、この日も1月17日と同じく内枠の逃げ・先行馬有利の馬場傾向でしたが、前回との違いはコパノチャーリーは前走と同様に内枠、ロイヤルパンプは外枠になったという点。

しかもマッシヴランナーが中枠にいるため、簡単には位置をとらせてもらえないはず。

前走レースの内容を把握したうえで当日のメンバー・馬場傾向を考えると1.8倍は過剰人気だったと判断できます。

しかし実際は一本被りだった事を考えると前走着順・騎手という2つの要素は多くの人の予想根拠として根強い信頼度を持っていることがわかります。

ちなみにロイヤルパンプはこの9着の後は2着⇒1着という形でこのクラスを勝ち抜けしています。
この記事を書いている2018年1月末時点では、日2018年1月28日の北山Sで似たような馬場で勝ってついに1600万クラスを突破。

また勝ち抜けたしたレースに関して私がメルマガでロイヤルパンプを単勝で推奨していましたのでそちらもご紹介を。

[2017年4月29日]

メルマガの文章に書いてますが、この日のロイヤルパンプは内枠に戻ってきました。

枠が近いメンバーで先行力がありそうなメンバーもいなかったので楽逃げして逃げ切りました。

2番人気だったのでそこまでうまくいった予想というわけではないですが、内枠なら1月17日のように狙えるという根拠があった点は、多くの人が根拠とする「前走着順がよかったから」という理由とは大きく異なります。

京都で活躍した馬のお話を例に挙げましたが実はもう1頭私のブログで大活躍してくれている馬がいます。
それは1月17日のレースで4着に入ったイーストオブザサン。

私のブログの予想を見ていたただいている方は見かけられたかもしれませんが、この馬はこの後の新潟・先週行われた東京のレースでそれぞれ1着となっており、私のメルマガ・予想でも◎を打って複勝やワイドの的中をもたらせてくれています。

選定理由はクリノリトミシュルと同じで逃げ・先行が有利な中で差してきて届かず4着。直線が長くなれば当然狙えると考えて軸にしていました。

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メルマガ等の具体例を用いて解説しましたが起点となったのは2017年1月17日のたった1レースです。

1レースでも振り返りをすることで少ない労力で人気馬を根拠をもって狙ったり切ったりできる上にイーストオブザサンのような人気はしないがコースさえ合えば狙える馬も発見できたりと、次の的中に繋がるプラスな要素が多くあります。

競馬新聞を読み返す習慣をつける

レースの振り返りと共に大事にしていることが競馬新聞の読み返し。

具体例を挙げると私は2018年1月の中山が絶不調でした。

人気どころにいっても人気薄にいってもことごとく4,5着。

当然4,5着の以外結果のものもありましたが、それにしても4,5着が多すぎた。しかもハナ差クビ差。

こんなに僅差で落とすレースが続くのは、今は見えないが何か理由があると考え後から復習できるように1か月分競馬新聞を捨てずにとっておきました。

1週間かけて中山開催の時期の競馬新聞を読み返していましたが、時間を空けたことで当時見つけれなかった不安材料やもっと強気に行けたプラス材料を見つけることが出来て、予想の改善点があったレースも見つけることが出来ました。

そして何よりやってみて一番よかった事は悔しくて悔しく仕方なかったハナ差やクビ差のハズレは、読み返した今でも同じ買い方をすると自信を持てたこと。

要するに買い方や考え方はブレておらず、今後はそのハズレが収束すると確信できた。

新聞を使って振り返りをやってみて改めて新聞の情報量の多さと精度の高さを感じた1週間でした。

まとめ

あまり振り返りってやっていなかったな~と思う方は、的中・不的に関わらず自分が購入したレースだけでも是非やってみてください。

外したレースを見返すのは辛いけど同じレースでもレース前と後で違った見え方になると思います。

そこに何か新しい発見があれば、絶対に次に繋がります。

本日はここまで。
ご一読ありがとうございました。

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