こんばんは。アザラシの中の人です。
ついに冬競馬に突入しましたが、この開催は年末年始を挟む時期で有馬記念や東西金杯が開催されるため時期的にも普段より金額が上がる方が多いと思います。
そういう時こそ平場でしっかり稼ぎたいところですが、狙うならダート戦だと思っています。
普段ならコース相性や騎手などを中心に見ていきますが、冬に限っては重視するポイントがはっきりしているからです。
そのポイントとは…
『冬のダートは馬格のある馬を狙え』
です。
今回のテーマは冬のダートを予想する上で絶対に意識したい馬格のお話です。
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馬格と回収率の関係
馬格とは馬の体の大きさですが、もっとシンプルに言うと冬のダートは馬体重が重い馬を狙いましょうって話です。
有名な話らしいのですが、私がこれを知ったのはグリーンチャンネルを見ている中で私の信頼している解説者がぽろっと言ったセリフ。
「冬のダートはやっぱり大型馬ですよね~」
それを聞いたとき、え!?そうなん!?(゚д゚)ってなりました。
理屈としては冬はダートが乾き脚抜きが悪くなるためスピードよりパワーが有利とのことでした。
しかし具体的にパワーがあるかどうか判断しろって言われても何見て判断して良いかわからないですね。
最初は血統かなと思ってましたが、馬体重というすごく簡単な指標がありました。
実際データ見てみたらこんな感じ。
【体重】(対象データ 期間:2017/1/1~2017/3/26 中山のダート)
期間は短いですが、このデータから読み解けるのは500キロ以上が好走しているということ。
予想と結果を照らし合わせて一喜一憂していた中山ですが、ダートで500キロ以上の馬の単複勝っていればプラスだったわけですね。
次は500キロ以上のクラス別の成績の成績を見ていきましょう。
【クラス別】
未勝利は好成績ですが、注目は牝馬限定戦。
単複の回収率も非常に好成績ですが連対率・複勝率が異常。
今回は馬体重とクラスだけを絞るだけで好成績を出せることがわかりました。
シンプルですが特別なツールもいりませんし誰でも狙えてわかりやすい指標ですね。
結局これは馬券を買うときに『知っていれば取れた馬券』で『知らないから負ける』って話です。
季節という一見競馬には関係なさそうな観点と馬体重という単純な予想ファクターを組み合わせるだけで好成績が出た例をご紹介しました。
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全会場の回収率
ここまでの内容は中山のダートという条件付きでしたが、他の会場も含めた馬体重別の回収率を確認していきます。
【馬体重別の回収率】(対象データ 期間:2015/1/1~2017/11/30 期間内の1~3月開催のダート戦を対象)
対象期間内の会場を考えると東西のメイン会場に加えて、中京や小倉も対象となっております。
比較対象として同期間内の春シーズン(4~6月)のデータを見比べてみます。
【馬体重別の回収率】(対象データ 期間:2015/1/1~2017/11/30 期間内の4~6月開催のダート戦を対象)
こちらの図から読み取れることは500キロ未満の回収率が上昇しているということです。また500キロ台後半の回収率はやや下がっています。
つまり解説者の方が言っていた
「冬のダートはやっぱり大型馬ですよね~」
は理にかなった予想方法というわけですね。
この考え方の具体的な活用方法は以下の通り。
[su_box title="活用方法" style="glass" box_color="#00BFFF" title_color="#f6f6f6" radius="2"]
[/su_box]
ただし上記の表の通り全会場ベースでみるとベタ買いで回収率がプラスになるわけではないので、
自分の軸となる予想方法に馬体重という考え方をプラスして予想するという方法が一番良いと思います。
普段は「前走からどれくらい増えた減った」に注目されがちな馬体重ですが、これも立派な予想ファクターですので、軽視せずによく観て的中に繋げていきましょう!
本日はここまで。
ご一読ありがとうございました。