こんばんは。
アザラシの中の人です。
今回は福島のいわゆる小回りコースを見ていて気付いた事を書いていきます。
小回りコースは基本的に直線が短く道中は結構曲がりっぱなし。
馬によってはカーブが得手不得手があるものの、小回りコースにおいて脚質の有利不利がどれくらいあるか視覚的にわかりやすいように具体的な画像付きでご説明していきたいと思います。
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差し馬は2馬身の損!?
2馬身という数字を見てどう感じるでしょうか?ハナ差、クビ差で勝ち負けが決まる世界で2馬身って結構大きな不利だと思いませんか?
レース結果を見た時に1着と2着の差が2馬身だったら、私は結構離されたな~って感じます。
先日のレースでわかりやすい展開があったので、ここからは画像と合わせて解説していきます
対象レース:2017年7月2日 福島2R最内を走る①カラーアゲンが逃げているレース。
ポイントは最終コーナーを外からマクリ気味に上がってきている⑨ヤマニンシーベリー。
次に直線に入るギリギリ手前の位置を見てみましょう。
いかにも外から内にいる先頭集団を飲み込もうとするような勢いがわかるかと思います。
この状況なら直線入った時には外から一気にぶち抜きそうなものですが、次の画像がまさに小回りの特徴かと思います。
こちらは直線に向いた瞬間の画像。
カーブの瞬間に外を並走していた馬が一瞬で2馬身近く離されます。
もうちょっと進んだ画像。まだ差は詰まらず。
ラスト1ハロン過ぎたところ。ここでようやく差が縮まり始めます。
最後ゴールの瞬間。
クビ差で⑨ヤマニンシーベリーが1着。2着が逃げた①カラーアゲンでした。結局差しが決まったわけですが結構ギリギリでした。
しかも何気に3着はカラーアゲンの後ろで内を先行ポジションをキープしていた7番人気のサクセスイースターが残り、後ろから差してきた2番人気のミルキークォーツは4着でした
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脚質をどう考えるか
小回りの未勝利戦で人気馬が差し・追い込みなら人気薄の前に行ける馬を狙うのが良いと思ってます。ただクラスが上がると前目有利は変わらないものの、差しが届くようになるので人気馬の上りが速いようであれば紐には入れておきたいところ。
実際同日の同コースで開催された10Rさくらんぼ特別では、ナンヨーアミーコという馬がカーブで思いっきり外に振られているのですが差し脚を活かして2着へ食い込んでいます。
細かい説明は割愛しますが、コーナー時点はこの位置です。
見ての通り外に振られています。
直線向いた時にはこの位置。
ここまで離れていても伸びて2着まできます。この位置から届くあたりはクラスによる能力の違いかと思います。
実際上りも33.6でこのレースではダントツの数字なため、速い上りがあれば外に振られても届きます。
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まとめ
見ていただいた通り小回りコースでは最終コーナーで差し馬が外から上がってきても遠心力でかなり外に振られます。
速い上りが使える馬なら届くかもしれませんが、下級条件での信頼は禁物。
逆に上級クラスでは差しが届く可能性があるので、上りが速い馬を抑える必要があります。軸として馬を選定する際は、ハナ切らなくても良いので3~5番手あたりでレースが進められる先行脚質×それなりに速い上りが使える馬がベストだと思います。逆に一発を狙うなら差し馬よりも絶対に内枠の逃げ馬だと思います。
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本日はここまで。
ご一読ありがとうございました。